飛び込みレクチャー企画スタート!
レクチャー概要
先代のマジシャンが考案した原理やトリックに講師の創意工夫を融合させて、新しい不思議を生み出します。
今回のレクチャーでは、誰でもすぐに演じられ即戦力になるセルフワーキングマジックを、講師が考案したマジックから厳選した5作品をご紹介いたします。お楽しみください。
講師紹介
マジシャンむあい。
20歳の時に保育雑誌で読んだ藤原邦恭氏のマジックに魅了されマジックを始める。
現在は本業の保育士をしながら、キッズショーやレクチャーをし活動している。
推薦文
KISEER
予言します。このレクチャーを聞いているあなたは、気づけばデックを手に取り、誰かに見せたくてうずうずしているでしょう。
むあいくんのマジックは、シンプルなのに効果抜群です。難しいテクニックは不要。それなのに、観客の心を一瞬で掴む力があります。
いわゆるセルフワーキング系にありがちな“間延び”は一切なし。緻密な構成と演出で、最後までストレスなく楽しめます。
そのまま演じても完成度が高く、アレンジすればあなたらしい色を簡単に加えられます。まさに実戦で使える、即戦力のネタばかり。。
カードマジックが好きな皆様ならこのレクチャーは最高の武器になるでしょう。ぜひ、むあいくんの世界に触れて、新しいレパートリーを手に入れてください!
SANTA
指先のテクニックを必要としないセルフワーキングにはスライハンドマジックでは得られない別の魅力があります。
怪しい動きが無いのでタネを見破る隙がありません。演じる上でのストレスも少ないのでその分セリフや演出にパワーを注ぐことができます。またセルフワーキング作品に登場する素晴らしい原理たちは私たちの人生において、覚えておいて絶対に損はないのです。
そんなセルフワーキングを愛し、セルフワーキングに愛されたセルフワーキングの王、セルフワーキングキングことむあいさんのシンプルかつ強力な作品たちをぜひお楽しみください。
レクチャー内容
◯SWサンドイッチ
“現象”
マジシャンは探偵と言われるカードを2枚取り出し、残りのトランプから数枚のカードを使う。その中から犯人と言われるカードを決め、ある操作をすると探偵は犯人のカードを見事捕まえることが出来る。
“考案者コメント”
主にスライトを使うサンドイッチ現象を、セルフワーキングで達成しようという試みです。アンダーダウンという操作が間延びしないように、ある工夫を凝らしています。
◯Do easy I Do
“現象”
演者と観客で、同じ方法で一枚のカードを選びます。相性が良ければこの2枚のカードは似ていると言い示すと、見事にメイトカードになっています。
“考案者コメント”
Dan Paulusの傑作「Blind Luck」を混ぜられたトランプで即席で行えるよう改案しました。同様の考え方は実践カードマジック辞典(麦谷眞里著)にもありますが、これは原案と見た目は変わらないと思います。
◯ジョーカーオープナー
“現象”
ジョーカーをトランプから自由に分けた束に2枚とも置きます。両隣のカードを見ると4枚のカードが揃います。
“考案者コメント”
ストレスフリーで出来るオープナーであり、全体が混ざらないようになっているのでルーティンに組み込みやすいと思います。バリエーションも含めて解説いたします。
◯YMコレクター
“現象”
演者は4枚のキングをデックから抜き出します。観客はカードを選び、覚えたらトランプのの中に戻してもらいます。そのカードマークだけ教えてもらい、同じマークのキングを裏向きのデックの上に表向きで置きます。するとなぜか、デック全体が表向きになります。しかし、よく⾒ると1枚だけ裏向きのカードが……。それが観客の覚えたカードです。さらに4枚のキングにおまじないを掛けると…
“考案者コメント”
私の創作の原点であり頂点のマジックです。コレクターにありがちな仕事量の多さを、2つの現象を組み合わせることにより減らしています。計算され尽くした構成をお楽しみください。
◯tear prediction
“現象”
3枚のトランプを破き、お客さんの指示で表と裏を混ぜます。バラバラである状態であるにも関わらず表と裏の数が予言しています。
“考案者コメント”
今回のレクチャーでの目玉トリックです。これ以上は言いません。是非貴方の目で良さを確認しに来てください。