新しく追加したスーペリアコインのサイズは以下の2通り！
・マトリクスサイズ(直径約28mm)
・パーラーサイズ(直径約40mm)
 
マトリクスサイズは500円玉とハーフダラーの中間サイズ
パーラーサイズはワンダラーよりも大きなサイズで製作いたしました。
一般的に入手可能なコインとスーペリアコインシリーズのサイズ比較は以下の通りです。
 
・500円玉(直径約26mm)
・スーペリアコイン：マトリクスサイズ(直径約28mm)
・ハーフダラー(直径約30mm)
・スーペリアコイン：通常サイズ(直径約36mm)
・ワンダラー(直径約38mm)
・スーペリアコイン：パーラーサイズ(直径約40mm)
 
当店は創業時より、「選択肢を増やすこと」に重きを置いて製品作りをしてまいりました。
既存の選択肢とは異なる選択肢を増やすことで、新しい価値を作ることが当店の責務だと考えております。

パーラーサイズは店主が長らく愛用していたウィーンのマリアテレジア・ターラー銀貨と同じサイズで製作しております。
ワンダラーよりも大きく、それでいてワンダラーよりも薄いため、扱いやすさと視認性のバランスの良いサイズ感です。
店主はサロンサイズでコインマジックを演じる際はこのサイズを用いておりました。
また、1枚の存在感が強いためワンコインルーティンや3Fly等の少数枚を用いたマジックにも適したサイズです。

デザインはどちらのサイズも今までのスーペリアコインを踏襲しております。
しかし、後継コインのため最初から複数のバリエーションを網羅しました。
カラーは従来の純銀メッキに加え、無垢銅貨、無垢真鍮貨を取り揃えました。
また、どちらのサイズ表面にエポキシ樹脂を流したサイレント加工も採用しております。
様々な手順に活用できるバリエーションが特長です。

また、銀貨はメッキに純銀を採用することにより、硫黄成分による硫化(燻し)も可能です。
画像は半分完全に硫化させ、半分は緩く硫化させた状態です。
お好みでアンティーク調にカスタムしていただけます。
※メッキが剝がれる恐れがあるため、やすり等を用いた加工はしないようお願いします。お手入れは市販の銀磨き等をご利用ください。

コインを作製する以上、デザインにも拘りました。
完全オリジナルのデザインも検討したのですが、リアリティーを優先し実際に1800年代に流通していたジュビリーヘッドクラウン銀貨のデザインを採用しております。
コレクター人気の高い、繊細なデザインが特長です。
※悪用防止のため、一部デザインとサイズを変更しております。
※画像は同デザインの通常サイズのスーペリアコインです。

残像を残すためにコインを一生懸命磨いていた方もいらっしゃることと存じます。
本コインではその必要はありません。
一般的にミントコイン、プルーフコインと言われる鏡面仕上げと艶消し仕上げにてコインを作製しており、鏡のように光を反射します。
また、肖像部に艶消し仕上げを採用することで
コントラストが出る上にバニッシュ時のグリップも増す作用がございます。
 
この鏡面加工が「メダルのようだ」、「指紋が目立つ」と言うフィードバックもいただいておりますが、先述の通り燻しやアンティーク加工を行うことで艶を消すことも可能です。自身でカスタムできる余地を残すことが重要だと考えております。
※銀貨は硫黄成分が配合された入浴剤で黒染め(硫化加工)が可能です。真鍮は漂白剤でアンティーク加工(酸化加工)が可能です。銅貨は硫化加工、酸化加工どちらも可能です。